ヌーヴォー考 | FUJIMARU WINE SHOP | 株式会社パピーユ

with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 東心斎橋店 スタッフブログ

2009.11.17

ヌーヴォー考

今年もやっぱり色んなところで話題になるヌーヴォー。

一昨年ぐらいから、その存在自体が議論されるようになってきました。

まずは、私の尊敬するワインショップ ジェロボアムさんの考え方はこうです。

ジェロボアム

前にも書いた私たちの考え方はこうです。

ヌーヴォー考

私がジェロボアム安藤さんを尊敬するのは、その品揃えや優しい人柄だけでなく、この志の高さなんです。
ジェロボアムさんがなければ、私はワインショップをやってなかったぐらいです。

そんなジェロボアムさんは航空便での取り扱いを中止されました。
昔から安藤さんはヌーヴォーについて悩んでおられました。
そして、決断に至りました。

でも、よくよくこの2つの考え方を見比べてみると言ってることはあまり違わないような気がします。

ワインは色んな意味で非常に贅沢な飲み物です。
生産者のところからリーファートラック、コンテナで運ばれて
ワインショップでも定温セラーで管理されています。
年中、かけている空調の電気量だけでも相当なものだと思います。
そもそもワインという飲み物自体が、環境に良くないのではないでしょうか?

じゃあ、ワイン造りは悪なのか。

多分、違うと思います。
なぜなら、人間の存在自体が環境を破壊しているのですから。
人間が営んでいるほとんどの仕事は地球に優しくありません。
ワインだけ、空輸だけを悪にしても間に合いません。

でも、何かを始めないといけないのは事実です。
航空便ヌーヴォーの廃止も大きな一歩だと思います。
うちでは収穫・瓶詰めの早い南仏の船便ヌーヴォーを積極的に販売しています。

ただ、人間は「命」を食べないと生きていけないのです。
それを理解して食べることがとても大事というのは周知のことです。

ワインもそれでいいのではないでしょうか?
つまり節度をもって必要最低限にすればいいのではないかと思うのです。

そして、本当に大切なことは
環境の悪化を防ぐことと同様に、
悪化のペースを上回るスピードで回復させることだと思います。
そして、先進国が迷惑をかけている地域を積極的に援助していくことではないでしょうか?
今、そこに困っている人たちがいるのですから。

私たちは設立時から、毎月そういう地域に寄付を続けています。
ワインという「贅沢な飲み物」から少しずつでも還元できればと思っています。
自己満足と言われるかも知れませんが・・・

ワールド・ビジョン

一度、検索してみてください。

話が飛躍しすぎでしょうか?

コメント

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 先日はイベントでのご協力、有難うございました。
 
 この記事、とても共感させて頂きました。
  私事ではございますが、私は料理人なのでより生産者さんや食材への理解を深めてもらいたいと思っています。
 一生この仕事を続けたいと思っているので、本当に微力ですが自分を育ててくれるこの分野に少しでも恩返し出来たら、と願っています。

2009年11月22日4:05 AM |  森田龍彦


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森田さん、先ほどは毎度でした。
すいません、コメント気づいてませんで。
いつも精力的な活動、良い刺激をいただいております。
私たちもワイン商としてお客さまだけでなく
生産者に対しても良い仕事がしたいと思っています。
またお手伝いできることがあれば
何なりとおっしゃってくださいね。

2009年11月22日12:07 PM |  wine-fujimaru


 


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