生産者来日 | FUJIMARU WINE SHOP | 株式会社パピーユ

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2008.12.07

生産者来日

生産者来日
ラ ストッパのエレナ氏
オキピンティのアリアンナ氏

今回はエミーリア・ロマーニャ州より,
トップキュベ「ストッパ」で有名なラ・ストッパのエレナ女史、
シチリアより新進気鋭の若手生産者、アリアンナ女史が来日されました。

今回は試飲セミナーとパーティーの合間を縫って、
当ショップにも立ち寄って頂けるということでしたが、
約束の時間になってもいらっしゃる気配がなく、
何かトラブルでもあったのではと心配していると、
何と近くにあった100円ショップで1時間もショッピングをしていたそうです。

イタリアにも1ユーロショップなるものがあるそうですが、
日本の品揃え、品質とは比較にならないくらい粗末なようで、
思わずお子さん達のプレゼント用に
買いすぎでしょうというくらい、たくさんの荷物を抱え来店されました。

というわけで、当店の滞在時間は約10分。。。
急いでボトルにサインをしてもらい、そのままイベント会場へ。
ハードスケジュールをさらに加速させているにも関わらず、行動はマイペース。
さすが大陸の民族。。

エレナ女史は福岡正信氏の自然農法に関する書物を読んだり、
ビオディナミ農法に異議を唱えたりと一つの論理に慢心することなく、
常に新しい、そして独自の考えを実践し、
自分の物へと進化させている理論派生産者という印象。
今回、テイスティングさせてもらった中では、
トップキュベのストッパはもちろん美味しかったのですが、
衝撃だったのは白ワインにも関わらず果皮と一緒に漬け込むスキンコンタクトがなんと30日(通常は数時間から最大1日)も行うアジェーノ。
熟した果実、蜂蜜、スパイスなどの香りと口に含むと得も言えぬアタックと中盤から後半にかけての余韻、渋み。今までの白ワインという概念が変わるような味わい。

一方、アリアンナ氏は幼少時代からワイン栽培、醸造を間近で体感している生産者という天性の感性の生産者という印象を受けました。
彼女は土着品種のフラッパート種、ネロダーヴォラ種に着目し、
いかにその個性を最大限に引き出すかに力を注いでいるそうです。
彼女のワインは南の地方特有のアルコール感が前に出るタイプではなく、
果実味と酸のバランスの取れたエレガントなスタイルで
そのポテンシャルは十分期待できます。

イベント終了後も2件ワインバーをはしご。
二人のタフさは凄かった。。
2件目では持ち込ませていただいたフィリップパカレ氏のワインをテイスティング。
2人ともやはりこの生産者は気になるようで、
私達のワインとはこの辺が違うとか、このスタイルは良いねとか、
今まで楽しく過ごしていた二人とは急に目つきが変わり、
ものすごい集中力でテイスティングをしていた姿が印象的でした。

今回、同行させて頂いた感想なのですが、
純粋にワインが好きで、常にワインの事を考えている二人の真面目さが印象的で、
造り手たちが日ごろ、どんな想いでワインを造っているのか?
美味しいワインを造る為には、労力を惜しまない彼女たちのスタンスに
色々と考えさせられる一日でした。

nakamura

 


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