with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 東心斎橋店 スタッフブログ
2025.06.07
🌈島之内フジマル醸造所よりNew release③
★キュベパピーユ大阪RED 2023年(赤)GI大阪★
原料:メルロー・巨峰・マスカットベイリーA(すべて大阪府産自社100%)酸化防止剤(亜硫酸塩)使用
内容量:750 ml アルコール分:11%
小売価格:4,620円(税込)
ご購入は店頭または
下記のオンラインサイトをご利用下さいませ🫱
@wineshopfujimaru
https://www.wineshopfujimaru.com/smp/item/20230204004.html
ワイナリーより
●キュベにかけた思い
『自分たちの黒ブドウでヴィンテージごとの「大阪の赤」を表現したい』
私たちが自社畑で育てている黒ブドウは、メルロー・マスカットベイリーA・巨峰。これらの品種で、その年によって香りやボディ、酸のバランスをみながらアッサンブラージュし「大阪の赤」の表現に挑戦しています。
●大阪 RED の黒ブドウたち
実は2023年、2つあるメルロー畑のうち、谷あいの畑が全滅してしまいました。
GWから6月上旬にかけての断続的な雨のせいで、せっかく結実した小さな房たちがべと病にやられてしまったのです。
思いがけない長雨だったので、防除が出遅れてしまい。。。大反省の年、そして気候の変動を強く感じた2023年でした。
もう一つのメルロー畑は空梅雨で何とか持ち直し、収穫期まで健全に育ってくれました。この畑のメルローは本当なら単一畑のキュベとして出したいところでしたが、収量も予定より少なく、MBAと巨峰を活かすためには不可欠だったので大阪 RED の主軸に置くことにしました。
MBAは4・5年目の若い樹たちですが、日当たり良く・土壌が肥沃なため、成長が早く、すでに質のいいブドウが収穫できるようになってきているので、今後の成長が楽しみです。 巨峰の樹は古く立派なのですが、少しずつ収量が減ってきて少し衰えが見えてきました。しかし、ひと粒ひと粒の味わいは凝縮していて深みがあります。巨峰の良さは何と言ってもキュートでチャーミングな香り。これをどうやって活かそうか考えるのも、また楽しいのです。
●テクニカルノート●
巨峰は収穫毎に丁寧に選果して 6~18 日間陰干しして全房を軽く足踏みした後セミマセラシオンカルボ ニック、メルロー・MBA は除梗破砕後にそれぞれ別の開放タンクで毎日1~2回ピジャージュしながら 約 2 週間の醸し発酵。主発酵終了後、3品種ともバスケットプレスで圧搾後にフレンチオークの古樽で 10 ヶ月熟成。熟成開始時に亜硫酸 30ppm 添加。ボトリング前日にアッサンブラージュ。 メルロー、巨峰、MBA の比率は、59:23:18
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