藤丸 智史(シニアソムリエ) | FUJIMARU WINE SHOP | 株式会社パピーユFUJIMARU WINE SHOP | 株式会社パピーユ

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2013.05.01

藤丸 智史(シニアソムリエ)

高校生の時に一流ホテルの宴会場でアルバイトを始める。この頃、現在のパートナーである福井、中村と出会う。宴会場ではあったが、高級レストラン並みの厳しい職場でサービスの基本、心構えを半暴力的に叩き込まれる。進学したがほとんど学校には行かず、アルバイトばかりの毎日。さらに、当時の宴会飲料部のボスだった米沢さんがワインバー ナジャを自宅から徒歩1分の所にオープン。本当のプロのサービスに衝撃を受ける。で、いつの間にかカウンターの向こう側に。ここで人生が決まる。
卒業後、大手飲食チェーン店で店舗管理の仕事を2年、飲食店の数値管理、法律、理論を学ぶ。その時は気付かなかったが、今の仕事で大いに役立っている。
友人がマネージャーをしていたリストランテで浅井シェフ(イ・ヴェンティチェッリ)の料理を食べた。頭をぶん殴られたような衝撃だった。で、いつの間にかそのリストランテのホールに立っていた。イタリアワインが大好きになった。
ある晩、ナジャに呼び出され、その翌日から地元の30席ほどのトラットリアを任されることになる。シェフ・スタッフは不在、現金30万円だけを渡され、オーナーは翌日から海外移住。この頃、まだ20代半ば。ストレスから胃が悪くなるという初めての経験をする。数ヵ月後、このお店でシェフとして迎え入れたのが現ラ・バッロッタの星山シェフ。この人とずっと一緒に働きたいと本気で思った。
自分でワインを選ぶ立場になり、ワインへの好奇心が抑えられなくなる。終電で市内に飲みに出かけ、始発で帰る。もしくは朝までナジャの毎日。すべてを自己投資に使う。ワインにとり憑かれ海外を目指すことになる。でも、なぜか南半球。
ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドと2年半放浪する。レストランやワイナリーで働く。運命的な出会いが沢山あった。ワインに人生を懸けることを決めた。
シドニーで飲んだKUSUDAピノノワール2002との出会いは人生の中で最も大きな事件だった。で、いつの間にか楠田家に居候していた。畑で働いた経験も貴重だが、醸造家と毎日食事をともにさせてもらったことが、とても大きいように思う。ワインだけでなく、大切なことを学んだ。
南島を旅行中、ワインショップとして独立することを決心し、そのまま帰国。その10日後、お店の賃貸契約を済ます。その1ヶ月後オープン。ただ、知り合いに案内を出す時間(とお金)さえなかった。この時、自分にあったのは勢いだけだったような気がする。オープン後、自分が酒屋の経験がないことに初めて気付く。大変だったけど楽しかった。
現在、街のワインショップとして、自分を育ててくれた飲食業界への恩返しの為にワイン卸として、時にコンサルタントとして、ワイン業界の為に啓蒙活動の一環としてワインスクールで講師として、毎日を全力で生きています。

 


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