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2016.03.19

新潟ワインコースト生産者来場イベントご報告

315日火曜日に、神保町にあるサカキラボさんにて新潟ワインコーストの生産者をお招きしたイベントが開催されました。

新潟ワインコーストとは、新潟市街地の南西部に集まる、個性豊かな5軒のワイナリーからなる今もっとも注目されているワイン産地のひとつ。

この地の最初のワイナリーである、カーブドッチが2005年に後に適正品種と称される「アルバリーニョ」と呼ばれるスペインで広く栽培される白ブドウを植えたことを機に、それに賛同した生産者の方が様々な品種の可能性にチャレンジしています。

ワインの個性も然ることながら、注目すべきは個性爆発の生産者の方々!

まずは、カーブドッチの掛川さん。

軸となるアルバリーニョをはじめ、昨年より動物シリーズと呼ばれる掛川さんの造りたいワインを体現した優しい味わいのワインや、LIFE with n日本WINEといったより日常的に楽しめる飲食店限定で飲むことのできるワインもリリースしています。

夜のイベントのサイン入りボトルを懸けたじゃんけん大会では、マイクパフォーマンスで会場を盛り上げて頂き、新潟ワインの可能性について熱く語っていただきました!


続いてはフェルミエの本多さん。

特にアルバリーニョに力を入れているワイナリーさんで、お昼に開催された飲食店様向けの試飲会では今夏リリース予定のワインを含む全く個性の違ったアルバリーニョ4種の飲み比べが出来る貴重な機会を設けていただきました。

どこかお父さん的な包容力を感じる素敵な方でした!

そして、新潟ワインコーストの異端児!?的な存在のドメーヌ・ショオの小林さん。

ワイン造りは至ってシンプル且つ自由。とにかく美味いワインを造ってやる!といったハングリー精神の塊の方でした。

一番好評だったワインは4月リリース予定のアルバリーニョのオレンジワイン。「What ever will be,will be」(=なるようになる)という名のどこかあんぽ柿を感じる味わいのワイン。既成概念にとらわれない様、今年からワイン名に品種の名前を記載しないとの事でした。

続いてカンティーナ・ジーオセットの瀬戸さん。

カンティーナの名前の通り、どこかイタリアの風を感じる、色鮮やかなラベルのワインたち。チェラスオーロという名のロゼワイン(品種はスチューベン)は完熟した、とちおとめのようなチャーミングな赤いベリーの果実味がギュッと詰まっていてお花見の季節にもぴったりです。もともと広告関係のお仕事をなさってていたという瀬戸さんはとてもオシャレな紳士でした!

最後は昨年10月に設立されたばかりのルサンクワイナリー・阿部さん。

5番目に設立されたワイナリーということから、フランス語の「CINQ=5」がワイナリー名の由来。とても控えめで穏やかな印象の阿部さんとは裏腹に、凝縮感のある果実味のワインがずらり。瑞々しい清涼感のあるセイベルという品種の白ワインはこれから暑くなる季節にもおすすめ。シャルドネはステンレス発酵のものでも濃厚な果実味でした。

そして今回、夜の部を盛り上げてくださった料理人の豪華メンツ。

荻窪の人気店organより紺野さん、銀座の日本料理の名店や海外でも活躍する女性料理人の鈴木さん、パーラー江古田より原田さんにご協力頂き、様々な角度から新潟ワインとのマリアージュを皆様に楽しんで頂けたかと思います。

また、今回のような日本ワインの魅力を再発見していただけるようなイベントを企画中です。ご期待ください!

 


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