造り手への旅路(22)山奥の平飼いたまご | FUJIMARU WINE SHOP | 株式会社パピーユ

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2019.11.01

造り手への旅路(22)山奥の平飼いたまご

 

福岡・大分を巡る旅も終着地点

車が右に左に揺れて、どんどん緑が濃くなっていく
目に入るものは山か段々畑また山か

整備された道を外れ、辛うじてタイヤがパンクしない道を行くと携帯の電波も入らなくなってきた

さて、これはまた空気が美味しい所だな
そしてこのひらけた映画に出てきそうな場所はなんだろう
と言う感想を抱き降り立った

 

 

 

犬達に出迎えられながらお会いしたのが
うきは市も山奥で平飼いたまごを育てるiTo farm 農場主 伊藤寛さん

斜面を利用して建てられた鶏舎を案内して下さる陽気な伊藤さん

鶏たちの毛艶の良さは格別

鶏たちには、水分として清涼飲料水を飲ませている
清涼飲料水と言ってもちょっと一味違う
野菜四十種類(大根人参キャベツ)に松などの樹液含めて六十種類の食材を使用した品
伊藤さんは元々この清涼飲料水工場で働かれており、その良さや工程を熟知
この工場で出る野菜くずを食べさせている

 

鋸屑で発酵飼料を作り内臓から健康にしていく
鶏舎は良い空気にみち、淀みも臭みも一切ない

 

鶏舎内の設置された安心できる場所にて産卵、時々、段ボールの中で
産み落とされた卵

 

こんなに山奥で、何か出てきそうですねと聞いてみた
伊藤さん曰く、
「ヘビとネズミ、スズメバチが怖い」と
ネズミに関しては小屋の床にも鉄鋼網入れて地面からの侵入も防ぐ

鶏舎内はどこもかしこも床がふかふかだった
同伴した息子を床に下ろすのも躊躇いがないくらいの

鶏が床をつつくのは人間の湯浴みと一緒でとても大事とのこと
なるほど
これはさぞ気持ちよかろう

 

場所を移し、養鶏卵の師匠 高木さんの秘密基地的小屋へ
鶏舎横に作った見事なキッチン設備!

ここで卵を試食させてもらえる事に

「まず、生のままお皿に割って食べてみてください
できれば白身からどうぞ」

 

こんもりと盛り上がって、口にするとそのすっきりとした嫌味のない味に驚く
つるんとぷるんと、端正な美味しいさ

黄身はその字のごとく、黄身色
よって焼いてもらったオムレツは白みがかった心に残る美しさだった

側に添えられているハーブや野菜は鶏糞で育てられ、やがて鶏達の餌となる
「これは餌だけどね」とニヤリと出されたものがこれまた美味しい
循環を考えるひと時でした

 


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