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2019.06.05

造り手への旅路②日本一の漁港、現在から未来の漁師へ

早朝出発した車は都内の混雑を無事に避け、千葉県は銚子港にたどり着いた
今まさに獲れたばかりの魚が次々とセリ落とされていく
競り落とした魚の箱を運ぶためにカギ爪のついた長めの金属棒を片手に、

威勢のいい仲買人達が真剣勝負の目を光らせるなか

熱気をはらんだセリ場の見学をさせてもらう

 

千葉県・銚子港は太平洋に面する特定第3種漁港(国指定最重要漁港)であり、日本三大漁港の一つである
そして2011年以来、年間水揚量は日本一

 

そんな前情報は「今日は全然ダメ」と言われながらも魚種・漁獲量ともにすごいところから垣間見える

 

甲羅にM字がある平爪ガニ・通称まるがにはここら辺の名物だ

_ _ _ _

一通り見学したところでお約束していた不動丸・遠藤さんと落ち合う
お会いするのは初めてだがイメージ通りの、グレープフルーツがはじけるような気持ちのいい方
船のある飯岡漁港へ連れて行ってもらう

前日に”漁場止め”の御触れが出て、船が出せても魚はとれないと思いますとの連絡を受けていたが、運良くその日網にかかったものを見る事が出来た

 

 

不動丸・遠藤さんは漁は網の目を細かく変えてそのは狙った魚種を獲りにいく
目が大きすぎると魚がすり抜けてしまうし、細かすぎると思わぬものが多くかかり網が傷んでしまう
獲りすぎず、とらなさすぎす

帰港したらすぐさま新鮮な海水を満たしたタンクに移していく

息を合わせて迅速に行われる作業はすごいの一言

 

今日の釣果は平目とタコ、方々、ウマズラハギ、エイ!

現地ならではの調理法も聞きつつ目の前のまさに活きのいい魚たちをみてウズウズ


すぐ近くにある作業場へ運び神経じめに
注文を入れると、とても丁寧な梱包で魚の持ち味が最大限に生かされるような冷やしかた、

詰め方で送ってくれるのも、毎回箱の蓋をあけるたびに小さく深く感動する

 

 

「最近、獲れる魚が変わってきたんですよね」
と遠藤さん
「もう獲れるはずのないものがまだいたり、まだのものがもう出てきたり」

そういえば銚子港でも仲買のおじさん達が普段は2月ごろまでなのに

まだこの時期にマコガレイの子もちがいるだなんてちょっとびっくりだよね、と言っていた

 

両者ともに口を揃えて言うのは
「3・11から。あの日以降海の中の何かが変わった。潮の流れなのか、地盤なのか…」

 

あの日のことは今の私たちの生活に深く関わっていることを再自覚した
大事に使わせていただきます

 

傷んだ網を修繕するお母さま

 

この日船に乗っていた乗組員は18~25歳まで

みんな故郷は違えど猟師になりたくて遠藤さんの船に就職した若手たち

そして、たまたま学校が休みでこの日同行してくれた遠藤さんの息子くんは

最後にボソッと

「俺、父さんの後を継ぐから。。。」
初めての宣言だった様でマダム遠藤もびっくり!お父さん今夜はお酒が進むわー!と大喜び

頑張ってください!未来の漁師たち

 

船長の遠藤さんとなれたもんの息子さん

 


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