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2015.10.24

~可能性への挑戦、次の10年へ~ ELEZO社レポート

こんにちは。
ディレクターの木邨です。
 
先日、フジマル各店舗でも愛用している「ELEZO社」の
創立10周年記念祝賀会に
紅葉真っ盛りの北海道にて参加してきました。
 
 
エレゾさんのシャリュキトリーは人気商品なので
ご存知な方も多いかと思いますが、
改めてご紹介いたします。
10年前、北海道は帯広の
故郷に戻った一人の青年が強く思いました。
「この地に再び食の文化を花開かせたい」
かつては豊富な魚介が採れる漁港、
広大な敷地を使った畜産、そしてワイン造り。
豊かな食文化の根源となっていたこの地も過疎化が進み
今や町民が300人を切るほど。
海と山に囲まれたこの美しい土地で、
料理人の自分が出来ることがあるはず。
そう信じ、壮大な夢と強い気持ちを持って日本で初めて
プロの料理人、ハンターによる
一貫生産型食肉集団を立ち上げます。
当時、狩猟やジビエと言った言葉は
まだまだ馴染がありませんでした。
ジビエとは狩猟によって、食べるために捕獲された
野生の鳥獣類を指し、
日本では主に野鳥やイノシシ、シカに代表される
野生の味覚を指します。
この狩猟、日本で言うマタギですね。
古来より行われてきた原始的な事ではありますが、
これを料理をする、という観点からを初めて組織化し、
食肉の為に特化した
狩猟、解体、加工、流通を確立したのです。
一口で言っても、狩猟中仕留め方を損ねると
それは大きく食肉として味を落とすことになるため、
いかに衛生的に解体するか、その肉質を見極めて
それぞれの味を活かした持ち味を無駄なく使い尽くす
加工製造、
そして家畜を含めた
プロ向けの食肉枝肉(塊肉)の熟成と流通。
こういった事を一貫して行う事により、
命を完璧にいただき、
また食肉文化の底上げに貢献してきたのがELEZOさんです。
そして、創立10年目の今年を節目に新たなる挑戦を志、
全国でELEZOを愛用しているシェフや
応援者の皆さんを集めての祝賀会、
そして新作発表会が行われました。
そもそも「食の産業で強い会社を作りたい」と
という想いは変わらず燃え続けています。
ファッションや一時流行の様に
移り変わりの激しいものではなく、
技術を継承し、
10年、20年、100年と愛され信頼され続ける
本当の味・もの造りをしたいと邁進し続けた努力は、
今回発表された年二回発表される新作コレクションにも
良く表れていると思います。
こちらのシャリュキュトリーは一般の方でも
公式サイトや各地の百貨店の催事でも
気軽にお求めいただけます。
ELEZO PARTY
今回参加したシェフ達とも話したのですが、
凄いクオリティなんですよね、これが。。
特に今回の秋冬コレクションはお菓子のような外観の
美しいテリーヌたちが特徴的で、
ご自宅やちょっとしたパーティーに持参したら
歓声が上がるかと思います。
例で言うと
『短角牛の赤ワイン煮とフォワグラ、トリュフのテリーヌ』
『鹿とイタリア栗』
『鹿スネ肉と茸、もしくはバスク唐辛子のハム』
『牛もも肉の赤ワイン漬け生ハム』
などなど
今月10月29日(木)~11月4日(水)まで銀座松屋にて
開催の北海道物産展でも購入できるそう。
その際は代表の佐々木さん、
製造部長の金子さんも来店する予定ですので
ご興味ある方は是非足を運んでみて下さいね!
以下は祝賀会にて供された料理の数々
信じられない豪華メンバーで興奮しきりでした。
 
 
 
北海道ホテル特製 鹿のコンソメスープ
 
 
四ツ谷 レスプリミタニ・ア ゲタリ 三谷シェフ
放牧豚18ケ月の骨付きロースト、内臓のソーセージと舌の煮込み添え
 
 
奈良イルンガ堀江シェフの短角牛の赤ワイン煮込みとゴルゴンゾーラ、ニンニクのリゾット
 
 
銀座レカン総料理長 高良シェフの鹿もも肉とフォアグラのパイ包み
 
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~
ELEZO工房の様子
 
 
代表の佐々木氏
 
坂道を登り切り東大の脇を抜けると海を一望にできる
 
海風を受けて熟成していく生ハムの熟成庫
 
熊笹と木々が生い茂る林と牧草地
いずれはここにも放牧するそう
 
敷地内には黒軍鶏、鴨池、そして丘を活発に駆け上る放牧豚
 
 
よく手入れされた包丁たち。プロの魂がこもっています
 
穴を掘ってお昼寝中、、
 

 


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