with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 東心斎橋店 スタッフブログ
2017.09.07
先日のよく晴れた日曜日。大阪市内からバスに揺られることおよそ2時間、
澄みきった青空が広がる京都の丹波ワインさんを訪れました。
総勢50名での大人の遠足「ブドウ収穫ツアー」。
車中では丹波ワイン・てぐみデラウェアを7本あけて気勢をあげます。
バスを降りた瞬間に感じる「空気のみずみずしさ」と「風の心地よさ」。
挨拶もそこそこにさっそくハサミとカゴを受け取り、各々ブドウ畑へと散って収穫開始。「今年のソーヴィニヨンブランはいい感じやね!」
「同じブドウでも区画が違うと全然味が違う!(つまみ食いOK)」賑やかにおしゃべりしながらパチン、パチンと響き渡る収穫バサミの音。
皮が厚くふっくらと熟したソーヴィニヨンブランは触っただけでも
その質の良さが分かりますし、一粒頬張ってみるとなおさら。もちろんまだソーヴィニヨンブランらしい華やかな香りは感じられませんが、
ワインになるのを想像しながら摘む作業は楽しくて仕方ありません。それでも一時間も経つとさすがに疲れる畑仕事。その後BBQ会場へと向かい、
別の畑で摘んだピノブランとピノグリを手搾りでジュースにするという体験をさせていただきました。
ブドウの果肉から滲み出る甘い果汁と、種や果皮由来の渋みや複雑味。
ドロッと濁った液体からどうやって、あんなに美味しいワインができるのか、
あらためて発酵の不思議さに感嘆させられます。
そしてお待ちかね!?のバーベキュータイム。奇しくも9月3日は関西ワインで乾杯の日!
ということもあり、みんな関西各地のワインを手に持ちかんぱーい!
畑仕事のあとの一杯は格別に美味しく、野菜やお肉も次々とお腹へ。
隠れた丹波ワイン名物?のとろとろ煮込みカレーも大好評。
これ、大阪市内で専門店ができるレベルでは。。。
空腹を満たしたあとはワイナリー見学と畑見学。日曜日なので稼働していなかったのですが、
いろんな醸造器具が並んでいる様は圧巻。畑では栽培長の末田さんに案内してもらい、いろんなブドウ品種が畝ごとに植わる区画へ。
グルナッシュ、ムールヴェードル、サヴァニャンその他30種類がずらり。見ただけでブドウ品種がわかる末田さんの、まるで我が子を見守るような、慈しみあふれる畑案内。
こういう人がブドウを作っているんだなあと、なんだか嬉しくなります。
一日みっちりと感じて、体験して、身体に染み込ませた丹波ワイン。
新しく発売されたワインも随時店頭に並べてまいります!
15日までは関西ワインウィークスですのでグラスワインでも提供します。
オンラインショップ・クラブパピーユ★丹波ワイン
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