向井のシャンパーニュ弾丸ツアー② ~GOSSE(ゴッセ)編~ | FUJIMARU WINE SHOP | 株式会社パピーユ

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2017.01.29

向井のシャンパーニュ弾丸ツアー② ~GOSSE(ゴッセ)編~

ランスの街から南へ約30km(車で30~40分)、緩やかで広大な葡萄畑(丘)を抜けブルーノパイヤール、ゴビヤールといったワイナリーを通り過ぎするとエペルネへ到着します。そして少し高台を上がり建物が並ぶ中にワイナリーを構えています。

シャンパーニュの中でも1584年創設という最も古い歴史を持つメゾン。家族経営だからこそ400年以上も続けてこれたのだと仰るのは、今回ご案内してくださったマーケティングのカリナさん。

(左:三代目当主のマネキン、右:マーケティング担当のカリナさん)

コアントロー家に経営を引き継いだ現在も伝統を守り、120~200件程の栽培家から葡萄を購入しています。栽培家にはもちろんゴッセのイメージが伝えられてますが、葡萄の個性また彼ら自身の個性を大事にしています。
その為、収穫された葡萄は栽培家達によってプレスされワイナリーには全て果汁のみ届けられます。また、房ごと運ぶと葡萄が傷んでしまうという理由からもワイナリーでは一切プレスしないとの事。

次に彼女に案内されたのは貯蔵タンクが並ぶ地下室へ。栽培家ごとに分けられたステンレスタンクがところ狭しと並んでおり、リザーヴワインのタンクも合わせると300以上でしょうか。

そして立ち並ぶタンクを眺めていると現醸造責任者のオディロン氏登場。
ゴッセでは全てをノンマロラクティック発酵するため、またバクテリア繁殖を防ぐため全てをステンレスで発酵、熟成するとの事。そしてこの多くの栽培家から購入した果汁とリザーヴワインがゴッセのもつ複雑さに繋がるんだよ、と。

そして「今回特別に面白い事をやろう」という彼に着いていくと、そこには瓶詰めされた20本ほどのボトルと測量器が。。
そうです!なんと、アッサンブラージュを目の前で行って頂けるという♪

「時間があれば皆にもやってもらいたかったけどね。ただここには20本ほどしか準備してないが普段はもっともっとたくさんの中から選んでいくから」と仰るオディロン氏。気が遠くなりますね。。。

アッサンブラージュ前のものを私達も1つ1つテイスティングし、それぞれの収穫された場所や特長などを説明いただく。そしておもむろに氏のアッサンブラージュが始ると、皆一斉に引き込まれます。そして一旦手を止め、一度皆でアッサンブラージュしたものをテイスティング。この段階でも十分おいしく変化してるのですが、「ちょっとフィニッシュが弱いなぁ」と氏が1本選び新たに注ぎ足すと激変!
皆、おぉっ!とその変化に驚きを隠せません。

「ここで全てのキュヴェのストラクチャーや全体の構成を決めるんだけど、あくまでも二次発酵後、瓶熟後の姿を見据えての決定だからね」と微笑んでましたが、収穫の時期同様、いやそれ以上に大変な作業であり寝ない日も続くとか。。

「1月後半~3月はずっとそんな感じね、生産者によっては4月までやってるわよ」とカリナさんも微笑む(^^;

そして最後に案内してくださったのは瓶詰めされたものがゆっくりと眠る地下20mほどの深さのカーヴ。Ay村のカーヴと合わせるとおよそ600万本!(一般的な生産者の3倍ほど)ほどが眠っているという。。

チョーク質で適度に保湿され、振動がなく静かで、光りが遮られた(ワインへの影響が弱いナトリウム光が所々にあります)この場所だからこそストレスなくゆっくりと熟成していくんですね。まさしく教科書通りな環境(表現)ですが、ワインを扱うものとしてとて原点だな、と再認識したのでした。

ではでは次のワイナリーへOn y va ♪

 


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