with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 東心斎橋店 スタッフブログ
2008.11.11
今月は本当に行事が盛りだくさんです。。。
私(藤丸)が講師を務めますアカデミーデュヴァンにて
特別講座を行うことになりました。
どんな内容かといいますと
ワインのテクニカルデータなんかで収穫量がどうとか
新樽発酵がどうとか、密植率がどうとか書いてたりするのですが
それって本当に真に受けていいの?ってなことがあるんです。
そういったワインの情報の裏側を知ることにより
本当に大切な情報が何かを判断できるようになること。
また、普通は樽を使えばこんな感じになって
清澄・濾過をすればこんな感じで
SO2添加が少なければこんな感じで
という風にデータがあって味わいを推測したり、納得したりするのですが
ここではまず、テイスティングをし
ワインから感じ取れることをひとつひとつ分析することによって
造り手がどんな手法を使ったのかを推測していきます。
そうすることによって
造り手がどんな感じに仕上げたかったのか、
どんな想いをもって造っているのか、
そのワインに込められたメッセージを味わいから感じ取りましょう。
そして、テクニカルデータ+味わいから
ワインを『読む』という体験をしてみましょう、というのが趣旨です。
もちろんたった2時間しかありませんから
出来ることは限られているのですが
今回はそのコツみたいなものを共有できればいいなと思っています。
アカデミーデュヴァンは初めてという方でも
メチャクチャ難しい授業というわけではないので大丈夫だと思います。
決して品種・産地を当てたりするのが目的ではありません。、
それほど深い知識がなくても、
生産者はこんなこと考えてたんじゃないかなあって想像できるようになれば、
もっとワインが楽しくなると思いませんか?
それほど大人数な授業ではないので
みんなであ~だこ~だ言いながら授業を進めていければいいなと思います。
お申し込み、お待ちしております!
詳細・申し込みはこちらこら
アカデミーデュヴァン
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ホームページより抜粋
ワインを読む ~造り手からのメッセージ~
『昨日飲んだあのワイン、美味しかったなぁ。一体どんなワインだったんだろう?よし、ネットで調べてみよう。。。ふんふん、ほ~収穫量がこんなに低いのか、それは美味しいはずだ。』ワイン好きな方ならよくある光景だと思います。クローンや新樽の比率、熟成期間などワインの情報を知りたければ、望むだけ手に入れることができるでしょう。でも、その情報は本当に必要なものでしょうか?そして、それは本当に真実を現しているのでしょうか?
全てのワインには造り手からのメッセージが込められています。芸術家がその作品で自分を表現するように、造り手もまたワインを通して自己表現しているのです。実は、ちょっとしたポイントを学ぶことによって、彼らの頭の中にあるイメージを垣間見ることができるとしたらワクワクしませんか?
彼らがどんなワインに仕立てたかったのか?何を目指しているのか?そこにはブラインドで品種や産地を当てることよりも、もっと興味深いことが隠されているのです。
膨大なワインの情報を取捨選択し、本当に必要な情報は何かを知り、その味わいから読み取れる彼らのメッセージを一緒に紐解きましょう。
コメントを残す