with Wine | ワインショップ&ダイナー FUJIMARU 浅草橋店 スタッフブログ
2020.04.04
\\世界で一番偉大な料理人って誰?// こんにちは、シェフの山田です!
自宅勤務中ですが、ならし保育中でほぼ家にいる2歳と5歳の娘二人に揉みくちゃにされながら、店再開時の準備をしています…
さて、タイトルは以前の勤務先で賄いを作るときに先輩に言われた言葉です。
当時の私は当然のことながら、ポール・ボキューズやジュエル・ロブションなどが頭を過りました。
しかし、先輩は真面目な顔で答えました。 「世の中の主婦に決まってんだろ。毎日同じ人に食べてもらうためにメニュー考えて、健康気づかって、家計をやりくりして、時間がないなか作る。俺達の賄いは主婦の方々と同じじゃないといけないんだよ!」 この言葉を理解するのに時間がかかりました。
が、私も今は同じだ答えです。
毎日同じ人に食べてもらう主婦の方々が一番偉大だと思います。
さて、昨晩は角煮を作りました。
和食寄りの作り方ではなく、洋食寄りの作り方で。
私が思うに「肉に焼き色を付けるか」「下茹でするか」でどちらになるか変わると思います。
下茹ですることによって臭みを抜く和食(引き算の料理)
焼き色を着けて香ばしさを足す洋食。(足し算の料理)
小さい子供がいるので、肉を圧力鍋で炊いた後に野菜を入れてさらに柔らかく。
ちなみに、ワンポイントは大根を予め水で下茹でを20分程度しておくと、大根の臭みが抜けて味が染み込みやすくなります。
2歳の子用は別鍋に取り分け、水を加えて味を調整。
前日にめんつゆ(主婦の味方!)に漬け込んでおいた半熟卵を添えて完成!の家庭料理。
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