【島之内フジマル醸造所からニューリリースワイン3種のお知らせpart3】 | FUJIMARU WINE SHOP | 株式会社パピーユFUJIMARU WINE SHOP | 株式会社パピーユ

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2024.02.25

【島之内フジマル醸造所からニューリリースワイン3種のお知らせpart3】

【島之内フジマル醸造所からニューリリースワイン3種のお知らせです!】
第3段は…
《キュベパピーユ デラウェア甕仕込み 2022》
●FUJIMARU のデラウェア
私たちはデラウェアがワイン用ブドウとしても優れた品種だと考えています。
大阪の自社畑で丹精込めて育てるデラウェアは房と果粒が小ぶりで、皮が分厚くて種も多いため、旨味がギュッと詰まっています。その魅力は華やかさや派手さではなく、滋味深く体に染み込むような美味しさ。
その特徴をもっとも発揮するのがオレンジワインで、さらにクヴェヴリ(ジョージアでワイン造りに用いられてきた卵型をした粘土製の素焼きの甕)での熟成は相性が素晴らしいです。
このような考えのもと、私たちはこのキュベをFUJIMARUのフラッグシップワインとして作り続けています。
 
●ブドウ&ワイン作り
天候、特に収穫期の晴天に恵まれて、比較的豊作となった2022年。青デラを作るために意図的に収量を増やしたことも影響して、このヴィンテージは柔らかい旨味が特徴のスルスル系オレンジワインに仕上がりました。ピジャージュは力強く、酸素をしっかり送り込みながら。デラウェアは果皮のタンニンがかなり控えめなので、かなりしっかりめのピジャージュをしても渋みを強く出さずに旨味を最大限引き出せるのです。
 
●クリアなつくりで
私たちのワインつくりは清澄や濾過を一切行わず、キュベによっては澱を意図的に少し入れてボトリングすることも。この「キュベパピーユデラウェア甕仕込み」もそんなキュベです。
日本ワインでは濁りのあるスタイルがかなり肯定的に受け入れられるようになり、ワインにおいても濁り=旨味という認識でむしろポジティブに考える方が増えました。
しかし、デラウェアのワインを世界へ発信していきたいと考えたとき、やはりクリアなつくりの方が広く受け入れられやすいのは確かです。
そのため、2022ヴィンテージはできるだけクリアにして、濁りがもつ独特の旨味に頼らずにデラウェアの美味しさを最大限に表現することを目指しました。
これまでのヴィンテージとは少しだけ趣が異なるのを感じていただければうれしいです。
 
●テクニカルノート
除梗破砕の後、樹脂の開放タンクで毎日1~2回ピジャージュしながら15日間の醸し発酵。主発酵終了後、メンブレンプレス機で搾汁しフリーランとプレス分を合わせて、250Lのクヴェヴリ4基で11ヶ月熟成。200Lステンレスタンク4本に澱引き後30ppm亜硫酸塩を添加してさらに2ヶ月熟成した後、瓶詰。
 
原料:デラウェア(大阪府産 100%)
 
ご購入は店頭または
下記のオンラインサイトをご利用下さいませ。

 


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