with Wine | 島之内フジマル醸造所
2020.02.02
皆様こんにちは!
店長の河端です。
先日、北海道余市の『モンガク谷ワイナリー』の木原ご夫妻にお越し頂いて社内勉強会を開催しました。
※モンガク谷ワイナリーさんの素敵なHPも是非チェックしてみて下さい!
ピノ・ノワール主体として複数のフランス系ぶどう品種を野生酵母で混醸した白ワイン『モンガク谷2017』を頂きながら色々とお話しをうかがいました。
畑のお話しでは、『海と山の循環』
液肥・堆肥を自家調合してらっしゃるそうで、地元積丹半島の特産品のウニの『ウニ殻』を一定期間風化させたもの等を使用する事や、籾殻を畑に撒いたり(籾殻の空洞部分に酸素が供給されたり微生物の住処になったり、土の栄養分に。)
特に興味深かったのが炭埋(たんまい)。
地面に穴をあけ、そこに人工マンガン電池的な(炭素質)をつくることで、その土地の磁場を改良するというものです。いわゆる天然乾電池のような物を畑の土の中に設置。
炭素埋設(炭埋)の効果として、農産物の生育の向上だけでなく、その土地で生活する全ての動植物の成育向上、土壌菌の活性化が促進されると。
醸造のお話しでは、シンプルにぶどうの個性を表現する為にステンレスタンクで仕込むのですが『野生酵母』の居心地が良い環境作りのためシュール・リー製法を採用。(木原さんは酵母の為の『ふかふかのベッド』と表現されてました!)
あと品種が重なり合う混醸で造られるワインを『水墨画』のようなワインと表現されているのも印象的でした。
お二人の優しい人柄が滲み出ているかのようなワイン。
当店でも少量ではございますが入荷しておりますので是非お試し頂ければ幸いです。
それでは本日も冬の味覚もたっぷりとご用意して皆様のご来店をお待ちしております。
ご予約は便利なオンラインもご利用下さい。
島之内フジマル醸造所
☎︎06-4704-6666
https://s.tabelog.com/osaka/A2701/A270204/27071950/
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