with Wine | 島之内フジマル醸造所
2013.03.29
ほんの薄着程度に衣をまとったタラの芽の串揚げをパクリ。
みずみずしい甘みとともに、その間隙を縫うように広がる山菜特有の、あの苦み。
個人的にはこの苦みこそ、春を感じさせてくれる味覚のひとつだと思っています。
そんな春の味わいが食卓にのぼるこの季節。
ワインもやっぱり、「春」を感じさせてくれるものが欲しくなりますよね。
で、最近気になるワインがこちら。
★ル・クロシェ/リュー・ド・ラ・ソワフ(一番左)
もうエチケットを見た瞬間に心躍りました。ほんのり黄色みを帯びた色調に
微かなにごり具合がまたツボ。田舎で道に迷っていたら偶然見つけた
おいしいパン屋さん、みたいな印象です。そしてワイン造りはあの
ティエリー・ピュズラから学んだそうで。。
★セバスチャン・リフォー/サンセール・ブラン オクシニス2007(真ん中)
一段と黄金色の強い色合い。にごりも深みを増していてエキス分の濃さが
伺えます。春の味覚でもより苦みの強い、個性的なものに合いそうな気配。
胡麻和え、味噌和え、いろいろと。。
★シャトレーゼ勝沼ワイナリー/甲州アロマティック2011(一番右)
セラー内でも目を引く黄色いエチケットに黄金色のスクリューキャップ。
ここはソーヴィニヨンブランの評判が高いワイナリーですが、甲州から
いったいどんなアロマを引き出したのか興味津々。
ホワイトアスパラガスをさっと茹でたり、春キャベツをクミンで炒めたり。。
なんとなくワクワクする気持ちを後押ししてくれる、これらの春ワイン。
お花見やBBQ、もちろん普段の食卓に。
あ~飲みたいなあ。。。
Dai Aramaki
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