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2013.02.19

もったいない病?

久しぶりに一日一冊読みきりました。
続きが気になって途中でやめる気にならなかったという。

沼田まほかるさんの「ユリゴコロ」という小説ですが、オトロシクテ。
読みながら、自分の頭の中にできあがった場面を正視できなくなる感じ。
からくりは途中で読者にはわざとわかるようにしてあって。
気が付いていないのは主人公のみという。
その、描き方がスゴイ。

沼田まほかるさんの小説は、手にとってはしまったと後悔するけど、最後まで読まずにはいられなくなる怖さがある。
今回の小説も、心の中に自分でも制御できない何かしらを抱えてしまった人たちの話というところはこれまでと共通してる。
けど、これまで読んだ数冊は、何かしらが抱えきれなくてどんどん壊れていったり表面化していく、その人の視点で描かれていた。
今回は、
最初から壊れている人が、、、というお話。

とはいえ、ホラーやミステリーの要素はありつつ、怖さや謎だけでなく、人の愛の形を描いているというところが凄いのだ、まほかるさん。
たしか同世代。
焦るなぁ。

ワタクシの読書タイムはお休み日ともっぱら毎晩のお風呂。
以前は通勤用に持ち歩き本も用意していたけど、今は自転車通勤なのでなし。
お風呂本は、ちびちび楽しむためのものなので、じっくりとりかかれる長編が多いかな。
今は「光圀伝」を防水カバーしたkindlleで。
休日本は、新刊を図書館で借りたものが多い。
お代金払ってないので、一日で読み切ってももったいないとは思わなくて済むというのが大きい。(笑)
てか、
自分も小説描こうとしているぐらいなんだから、買って読もうと思ってはいるんだけど、一冊2千円近くするともったいなくて手が震える。(嘘)
なわけで文庫になっちゃいます。
話題の本は一日も早く読みたいのですが。
読み終えたおすすめ本貸していただけるとありがたいデス。
いまよみたいのは「ロクヨン」。
どなたか貸していただけないかしらん。

とはいえ、
kindlle購入してから、手軽に読みたいものが手に入るので、読書代が跳ね上がりました。
こうして好きに本が読めるのも、お仕事させてもらえているからですね。
ありがたや、ありがたや。
今週も皆さまを道頓堀そばクロスホテル一階でお待ちしておりま~す♪

さて、
ココファームから、限定品がいくつか入荷しています。

個人的には北海道余市産のピノノワールとケルナーが気になってます。
人気ワイナリーの少数入荷ですので、お早めにどうぞ♪

きっちゃん

 


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