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2019.06.05

造り手への旅路④自分の子供に食べさせたいから作った塩

この日最後に向かった先は九十九里浜で製塩をされている内山さんの元に

内山貴子さんのご実家では元々、鮮魚や加工水産物を手掛けてらしたが、
お子さんが産まれ、日々のご飯を作る中
「ある日、気づいてしまったの」
だそうです

本当にこれを食べさせていいのか、このままこれで育てるのか…
そう思った時に、塩を作りたい!!と思い立ち、
幸いにも九十九里浜が目の前にあるという環境や手助けしてくれる家族や仲間達のおかげで、

約10年前から製塩を始められる

 

九十九里浜が眼の前に広がる場所で塩は作られている

製塩にはいくつか製法があるが、内山さんは鍋で海水を煮詰めていく平釜製塩と砂にまいて天日と風で乾かす揚げ浜製塩の二種類を作られている

使う砂や海水は目の前の九十九里浜から
どちらも労力は相当なもので、一度に使う海水は2トンほど

海水の塩分濃度は3パーセントと言われているが、塩結晶の大きさを揃えたり不純物を取り除いていくと

3パーセントにも満たない量しか取れない
この量を取るためにとても強く長い時間の火力を灯さねばならず、

家の廃材で薪をくべ、炊いては休ませて翌日また火を入れてを数日繰り返す
この間に虫も動物もミネラルを求めてふらりふらりと吸い寄せられてやってくるそう
きっと生命力が求めるミネラルなんだらうな…

最後の炊き上がり具合を決める時がとても重要で、全部塩にしてしまうと美味しくない
どこで炊きおえるかが味のポイントだそうです
煮込み料理作る時みたいで深いなあ、、

手間暇かかった、では言い尽くせない栄養と結晶のかたまり
この塩を教えてくれた人も、個々の塩で塩結びすると子供がむしゃむしゃ食べるのよ~と言ってたっけ

 

ようやく出来上がった塩でも、鍋底や周りについたものは

ミネラルのバランスが取れていないため製品化はしないそうだ

実はこの部分、ザラザラとした舌触りで塩味足りなく感じるが、ミネラルは豊富
お店で使えないかとお願いすると少し分けてもらえました!どんな料理に登場するかお楽しみに~

 

 

最後に、
製塩業ならではの内山さんから耳寄り情報を教えてもらいました
にがりと塩ミックスのバスソルトが最高!塩素が中和されて湯がトロトロになるのよ〜
だそうですよ!

隣接の工場ではピチピチのイワシが陰干しされていました

 


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