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2022.05.01

【 大阪ワイナリー訪問記 】

フジマルグループ大阪メンバー5名で、大阪のワイナリーツアーに行ってきました。
今回訪問したのは…
《カタシモワイナリー》 →《河内ワイン》 →《飛鳥ワイン》

毎年、自社管理畑の手伝いで何度も来るエリアですが、各ワイナリー様へ伺う機会はあまり無く、初訪問の私を含めメンバー全員楽しみにしておりました。
まず午前中は、《カタシモワイナリー》さんへ。
温かく迎えて下さった高井社長、麻記子さん、営業のレオナルドさんへご挨拶し、そのまま国登録有形文化財の貯蔵庫2階にあるテイスティングルームへ。
大正3年創業、西日本で現存する最古のワイナリーで、100年以上の歴史を感じさせる調度品や貴重な醸造用具、お酒がディスプレイされたこちらのお部屋で、醸造担当でもいらっしゃる5代目の麻記子さんから、ご用意下さった商品や、リリース予定の商品、最近の動きなど色々とお話を伺いながら、改めて普段お取り扱いさせて頂いているワインたちをテイスティングし、ワイナリーについては勿論、リリースされている商品知識のアップグレードが出来ました。
その後、現在管理されている畑の一部ではありますが、麻記子さん自らご案内下さりました。
点在する3ha近い管理畑は、デラウェア、甲州、シャルドネ、メルローなど、様々な品種が育てられ、それらを巡りながら栽培について、色んなお話をして下さりました。
天気も良く、畑から見る大阪市街を眺望は抜群でしたが、慣れない我々は上着を脱いで汗だくになりながらの見学に途中昔ながらの路地や、耕作放棄により宅地になった街並み、史跡までご案内下さり、かつてはブドウの栽培面積日本一を誇った大阪の歴史を感じる事が出来ました。
現在もお父様の高井社長と共に、新しい挑戦を続けておられ、時間いっぱいまでざっくばらんに沢山お話して下さり、畑を上の方まで元気に案内して下さる麻記子さんから、沢山パワーを頂きました。ありがとうございました。
ワイン農家の家業、耕作放棄地、ワイナリー経営、固有品種等、本当に沢山の学びと気付きがありました。
 
 
〜 河内ワイン 〜
《カタシモワイナリー》さんに続いて、
午後は羽曳野市に移動し《河内ワイン》さんへ。
まず目の前に現れたのは、道の駅のような立派な建物、いずれ直売場にと先代が建てられた「河内ワイン館」
中に入ると、金銅社長が気さくに快く迎えて下さり、雑談を交えながら早速建物の外へ。
駒ヶ谷にある広大な敷地の中にはワイン館の他に、バレルセラー「金徳院」、レストラン「金食堂(Konjikido)」、「ロマネ金亭」、醸造所、そして管理畑が点在。
この日は贅沢にも社長自らご案内頂き、まずはグレープロード通りすぐの金銅農園シャルドネ畑へ。管理されている全体2ha程の畑は、2020年3月〜「自分の畑」制度を導入。従業員の方がブドウの栽培に責任を持つ担当区画を設け、社員パート関係なくその大半を「自分の畑」として受け持たれてるとの事。
ワイナリー見学では、説明を担当する従業員の「指名制度」も導入。畑同様、従業員の方の意識を高め、地域と一体で地産ワインの誇りを醸成する事を目標に、短期的な栽培リスクよりまずは人材育成。またワイン造りに誇りを持ち、地域で活躍する人材を長期的に育成していく形をとられています。
レストラン→醸造所へと移動する間も、ユーモア満載の緩急絶え間ない社長のトーク。ワイン農家の家業あるあるの話は、とにかくオブラートに包まないエピソードて分かりやすく納得でした(笑)
ラベルデザインコンセプトのお話などは、普段お取り扱いさせて頂いているにも関わらず、ほんと勉強不足でした💦
ワイナリーのスペース活用、お客様のニーズに合わせたワイナリー作り等、アイデアマンで行動力溢れる金銅社長。
「人をあきさせないことが商い」というお父様の想いを受け継ぎ、河内ワインの歴史や魅力をフル活用して、顧客、従業員、地域のことを考え、客観的にビジネスとしても新たなチャレンジを続けられるお話に、テイスティングも含め、あっという間の2時間。
テイスティングでの商品知識のアップグレードも含め、沢山の学びと気付きがありました。
 
〜 飛鳥ワイン 〜
フジマルグループ大阪メンバー5名で、大阪のワイナリーツアー
《カタシモワイナリー》→ 《河内ワイン》と続きまして、この日最後に訪れたのは《飛鳥ワイン》さん。
仲村 裕三社長がお出迎え下さり、お忙しい中、育苗場→畑→醸造所→テイスティングと盛り沢山でご案内下さりました。
まずビニールハウスになった育苗場。苗木の接ぎ木から行い自社の生産分は確保しておられるとの事。電熱線で加温された土の上に苗木が並んでいて、実際に見るのは初めてでしたので、大変勉強になりました。
約5haの自社畑では、樹齢15年「棚仕立て」の甲州。黒とう病対策で今年からビニールがかけられてるとの事。
続いて、段々畑に沿って植えられシャルドネ畑。「垣根仕立て」で綺麗に並んだ姿は美しい✨
他にも、アルモノワールやメルロー、シャルドネetc、沢山ご案内頂きました。
醸造所では色々な設備を見せて頂き、テイスティングルームでは、新商品のスパークリングとジュース、アルモノワール等をテイスティング。沢山の学びと気付きがありました。
 
お忙しい中、ご対応頂きました各ワイナリーの皆様、本当にありがとうございました。
この学びをお客様はもちろん、知人友人にもお伝えしていけたらと改めて感じる1日でした。
丸一日、ブドウジュースのテイスティングで、ハンドルキーパーして下さった中村取締役(サウナ部♨️部長)、本当にありがとうございました。
 
 

 


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