with Wine | フジマル醸造所 京阪くずは店 スタッフブログ
2015.11.10
こんばんは!!
スタッフの林田です。
昨夜は毎月恒例のワイン会でした。
今回のテーマは「季節の料理とワイン」
以前までは先にワインをセレクトした後に料理を組み立てていましたが、今回は先に料理を決めてからワインをセレクトしました。
ここにきて僕の腕の見せ所であります…!?
セレクトについてはマリアージュを考えながらも、ただ単に選んでもつまらないので、一番得意とするフランスワインを封印してセレクトしてみました。
以下がワイン会の内容です。
~ Course Menu ~
グジェール
鯖とジャガイモのテリーヌ
きのこのソテー
ウズラの詰め物のロースト
モンブラン
~ Wine List ~
先ず最初の料理は茶美豚のリエットを詰めたクジェールから。
チーズの香ばしさと旨みに包まれたリエット美味しさ。合わせるワインはカロル・ヴァイエスのカバ。
濃厚な味わいをさっぱりと切ってくれる洗練されたカバとの相性です。
続いての料理は鯖とジャガイモを使ったテリーヌ。
周りはベーコンで巻いてあり、ソースにはアンチョビバターソースを添えて。
ボリューム感と塩味のアクセントが効いた味わいで、ワインはイタリアのチンクエ・テッレ・ビアンコを…。
良く熱した果実の厚みに海岸ならではのミネラルのアクセントが相性良く。
3本目はきのこのソテー。
7種類の国産きのこを使った季節感溢れる料理で、真ん中にはホタテのピューレで包んだ半熟の卵黄も隠れて…。
色々なきのこの香りと味わいや食感、加えて半熟の卵黄の濃厚な味わい。ワインはギリシャのスクラヴォスが造るエフラノール’09。温暖な気候に育まれた厚みのある味わいと自然派ならではの土のニュアンスが相性を…。
メインディッシュは鶉の詰め物のロースト。
仏産の鶉の中には、炊き込みご飯をイメージした人参、玉葱、椎茸、牛蒡、米を詰めロースト。ソースには生姜のアクセントの効いたソースを。ワインは南アフリカのハミルトン・ラッセルが造る秀逸なピノ・ノワール。ブルゴーニュを思わせる洗練された奥行きのある香りと味わいが鶉の上品な味わいと上手く調和します。
最後のデザートはモンブラン。
メレンゲを土台にカシスムース、牛乳アイス、栗ムース、モンブランクリームをのせた重層的で深みのある味わい。
合わせるワインはイタリアのカステッラーダが造るピノ・グリージョ種を使ったオレンジワイン。ドライフルーツや紅茶を思わせる香りと少し苦みの効いたドライな味わいが、モンブランの甘さを上手に切ってくれます。
以上が11月のワイン会の内容です。
楽しいワイン会となっておりますので、12月のワイン会も是非よろしくお願い致します。
日程はまた後日発表させていただきます。
林田 竜太
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